2枚の写真から、言葉を紡ぐ。2

ウチの周辺には

桜と木蓮と銀杏と百日紅(サルスベリ)の並木がある



通り全部がその並木な訳ではなく

片側が銀杏で反対車線に百日紅とか

木蓮と百日紅がランダムに立っていたり

(気づかないだけで法則性があるのかもしれない)



ああ 桜だけは桜で固められていることが多いかな



春には木蓮・桜、夏に百日紅、秋に銀杏と

飽くことなく季節を感じることができる

なかなか秀逸なチョイスだと思う



010_2_120820.jpg


今は百日紅。

赤やピンク、白のもこもこっとした花の盛りである





百日紅を艶かしい女性に例えた話があった

梨木香歩の「家守綺譚」という小説である



図書館で借りて読んだので 今手元になくて心もとないが

ブクログの記録によれば間違いなくこの本

詳細は知れずとも。



011_2_120820.jpg



そういう目で見てみると

確かに百日紅の木は艶かしい



白い脚に クイっとくびれた腰の辺り

その幹は滑らかで

捉えどころのない花の形



うーん 百日紅が女性としか思えなくなってきた。



・・・



百日紅の花は どんな香りがするのだろう

意識して嗅いだことがないので分からないけれど

あまり濃い香りではないと思う



例えば金木犀くらいに百日紅の花が香るなら

「濃いオリエンタル調の香りを纏った美女」たちが

わんさか乗っている通勤時の女性専用車両を連想してしまう



それでも全く香らないのは それもつまらない

耳の後ろにちょんちょんと

上品だけど思わず振り向いてしまうような印象深い香りを ほんの少しだけ身に纏っていて欲しい



そしてそれを 満員の女性専用車両ではなく

昼下がりの公園のベンチに座り 持参の飲み物を口にしようとしたとき

ふと気づくくらいが丁度よい



はてさて 私は百日紅に何を求めているのだろう

少し百日紅に酔ってしまったようだから

この話はこの辺りで切り上げることにしよう。



おわり。



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テーマ:エッセイ - ジャンル:小説・文学

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